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伝わる「誉め方」

定期的におじゃましている学校への訪問でした。
もう、どのクラスの子どもたちも、笑顔で迎えてくれます。

1年生担任は経験豊富な男性教諭。初めての1年生担任で5月までは「声をからしていた」とのことですが、今はすっかり1年生担任が板についています。

図工の時間、前回途中まで描いた図工の作品を1枚ずつみんなに見せながら配っていきます。
「○○さん。かっこいい飛行機だね。先がとがったジェット機、先生も描いていたよ。」
「○○さんのヘリコプター真っ赤で素敵だね。」
「このパラシュート、レインボーだねえ。ふわふわ飛んできそうだ。」
瞬時にその作品にぴったりの一言をそえて次々に配っていきます。本人はもちろんのこと、まわりの友達もうれしそうに見ています。
まだ、ほとんどかけていない子の作品には、
「○○さん、一生懸命考え中!」
「迷っている最中やね、がんばってね」
一度描いたものを消してしまって、それから進んでいない子には、
「消してあるけど、すっごいかっこいいのが描いてあるよ」とフォローをしています。
一つ一つのコメントも、言葉かけも、あったかい気持ちが入っています。

算数でも、先生がテンポよく子どもたちに声かけをしながら授業が進んでいきます。
前に出て発表したくて、「やりたい!」と大きな声の子には、
「やりたい、やりたいって言ってたら、よけいあたらないよねえ~」とみんなに話しかけます。
直接その子を注意しないでも、効果的です。
自信なさげで、挙げていた手を下ろした子には、「自信がないみたいやなあ~」と言って”先生が注目していること”を意識させて、次に手を挙げたときにすかさず、「お~○○さん自信復活!どうぞ!」と指名します。

きっとこのクラスの子どもたちはどの子も担任の先生に「○○さん~」と声をかけてもらうことがとてもうれしいだろうと思いました。

担任の持ち味はそれぞれですので、みんなが彼と同じようにはいきません。しかし、自分なりのきちんと伝わる「誉め方」のスキルを身につけていくことは大切です。

実は最近、若い先生の中で、伝わらない「誉め方」が増えているように感じているのです・・・(これについては次の機会に)

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通常学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。

この記事を読んで、

あぁ~。私、今、余裕ないんだなぁ・・・

と反省。

子どもたちと、楽しく毎日を過ごせてない気がします。

私の「一番大事」は、「楽しさ」のはずなのに・・・です。

「できて当たり前」じゃないって気持ち、どこかに忘れてきてるみたいです。

思い出させていただき、ありがとうございます。

投稿: あっきぃ | 2012年7月 3日 (火) 23時53分

あっきぃさん、ごぶさたですww

「楽しいこと」ってやっぱり大切ですよね

2学期からといわず明日から

素敵な笑顔を子どもたちにプレゼントしてあげてくださいね♪

ん~でもね、

あなたが「打ってでている」ことも

私は大切なことだと思っているんですよ(^^)v

今日の訪問では「打ってでなきゃ、だめだよ」と担任に発破をかけてきたところです(-_-;)


投稿: BOGEY | 2012年7月 5日 (木) 20時55分

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