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2012年8月

生活単元学習とAAPEP その2

チェックリストの原案が完成しました。

新学期が始まったら親ごさんにこのチェックリスト(案)を見てもらい、ご意見をお聞きすることにしました。
我が子にとって優先的に取り組んでほしいと思う項目や、リストにはないが学校で取り組んでほしいと思う項目などをお知らせいただき、リストを仕上げたいと思っています。

原案はこちら↓
「skillcheck.xls」をダウンロード

このブログの読者さんからもご意見・ご感想などありましたら、お聞かせくださいね。

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生活単元学習とAAPEP その1

この夏は、支援学級担任の3人が「生活単元学習」のカリキュラム改訂に本腰を入れています。
県や市での研修会に3人で一緒に参加しながら、それぞれの考えを出し合いました。
3人の共通理解部分を増やしながら、支援学級での取り組をより具体的なものにしていく話し合いをしました。

「やっぱり、きちんとしたスキルチェックの必要があるよねえ。」と相棒の1人が言います。
「じゃあ、やっぱりこれを参考にしましょう。」とAAPEPを私が提案します。
「これ、大まか過ぎるところと、細かすぎつところがある」ともう一人の相棒が言います。
「その通り!んじゃあ、アレンジしましょう。」と私

相棒と相談しながら、私がエクセルでAAPEPをもとにしたオリジナルチェックリストを打ちこんでいきます。
一つ一つの項目を作るにも、子どもたちの今の様子を想い浮かべながら相談すると、支援の方向性も見えてきます。

会話の中に名詞や動作や場所を表わす言葉は入れられても、時間や前後などを表わす言葉は難しいこと。理由や原因を表わす言葉はそれ以上に難しいこと。
「Aさんはこのへんかな、Bさんはこれはできるね。」と話しながら作っていきました。

きちんとできあがったらこのブログでもアップしますね。

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セルフエスティームについて

秋に教育講座で通常学級における特別支援教育をテーマにお話しをさせていただきます。

「セルフエスティーム」については以前にもこのブログでも記事にしましたが、再度きちんとまとめておいた方がよいと思って調べています。

たとえば、用語解説では以下のようなものがありました。

自己有用感とは、 「自分自身のよさを認め、 自分を肯定的に受け止めることができる存在感。 」 と 定義付けることができます。 自分が所属する集団から、承認・賞賛・感謝・支持などを受けることによって、自己評価を高め、その集団において安定した存在感を得ることができます。(東京都教育相談センター)

自己有用感
① 他者の存在を前提として自分の存在価値を感じること
② 誰かの役に立ちたいという成就感
③ 誰かに必要とされているという満足感
過去に学習や学校生活に関して否定的な自己概念を抱いている子どもはその自己概念のために前に進めなくなっています。ほめる、励ます、認めるなど肯定的な評価を積極的に行い、自己有用感を体験的に積み重ねていけるよう配慮し、工夫していく必要があります。
ところで、類似の言葉に「自尊感情」がありますが、「自己有用感」は「自尊感情」と比べ、他者の存在を前提としているという点に違いがあります。(岩手県立総合教育センター)

自尊感情(自尊心) self-esteem
自己に対するに対する評価感情で、自分自身を基本的に価値あるものとする感覚。
自尊感情は、その人自身に常に意識されているわけではないが、その人の言動や意識態度を基本的に方向付ける。
自分自身の存在や生を基本的に価値あるものとして評価し信頼することによって、人は積極的に意欲的に経験を積み重ね、満足感を持ち、自己に対しても他者に対しても受容的でありうる。このような意味において、自尊感情は精神的健康や適応の基盤をなす。『心理学辞典』(有斐閣)

自己有用感・セルフエスティーム・自尊感情・自己効力感・・・etc
よく似た用語がたくさんありますが、いずれにしても集団や他者との関係性のなかから生まれてくる肯定的な「感情」であることは確かです。また、この「感情」が子どもの成長・発達にとってとても大切なものであることも確かです。

学級集団や異年齢集団の活動を組織する時に、この「感情」をターゲットの一つにすることが今求められているのではないかと思っています。
私の知っているある私立幼稚園では、縦割りクラス(異年齢集団)で保育を行っていますが、それは「セルフエスティーム」を身に付けさせることにおいて、かなり有効であったようです。
また、通常学級で子ども同士の「学び合い」が研修のテーマになっていることも、このことと結びついているものではないかと考えています。


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生活スキルを身に付ける取り組み

県の特別支援教育研究大会に参加してきました。
分科会のテーマは「生活」
生活単元や自立活動の分科会という位置づけのようです。協議内容には、

「主体性を高める豊かな生活を目指す指導」
・意欲的に活動する日常生活の指導
・豊かに生きる力を育てる生活単元学習
・見通しをもち、主体的に活動に取り組む指導の工夫

とありました。
分科会のレポートはこのテーマと少しずれていたのですが、小集団を意識した素敵な取り組みでした。

その分科会に参加しながら、学級での今後の取り組みのことについて、少し考えていました。

「今行っている生活単元学習等の年間計画の見直しをしよう・・・」
「子ども一人ひとりのスキルチェック・評価(4月からどう伸びたのか)はいるなあ~」
「生活スキルを上げるための「プチ活動」のようなものは有効かもしれない!」
「やっぱりAAPEPに立ち戻って、しっかり見直しがいるなあ~」

ベースラインを設定して、取り組んで、評価する。という、ごくごく当たり前の取り組みを大切にしていきたいと改めて思ったのでした。


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500000アクセスありがとう!

「小さい時から

 いろいろな人が

 手を入れていくことが大切

 人の手によって子どもは育っていくのです」


児童精神科のベテランドクターの言葉です。


子どものために大人ができることを

これからも、しっかりと考えていきたいと考えています。


500000アクセスありがとう!

大きな折り返し点を越えました。

これからもよろしく!


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「反面教師」

ある方面(アプローチ)での第一人者と言われている人の講演を聞きました。
著作も多く、マスメディアが取り上げることも多い方のようでした。
講演の内容に間違えはないのですが・・・

話しの進め方に、共感ができないのです。
聴講者に内容の理解度を4段階で自己評価させる。
高めの評価の人に、再度説明させる。講師からそのことについて質問をする。
本当はあなたは、わかってないのだとでも言いたげです。
2択の問題を出しながら、答えはどちらでもないと言い切る。

だんだん聴講者の表情が暗くなっていきます。
当然、挙手を求められても手を上げる人は少なくなっていきます。

最後には「数十時間、話しを聞かなければわかるものではない。」とまで話す始末。

どれだけ実績があったとしても、伝わらない・・・
聴いている人の気持ちに寄り添っていない。
この人は本当に「支援」の側に立っているの人なのだろうか?
とまで思えてきました。

たった一つでも、
「なるほど、この子の困っているところはこんなところだったのか!」とか
「よし、2学期からはこの子のためにこんなことをしてみよう!」
という明るくて前向きな気持ちになれるものであったらと、残念でなりませんでした。


伝えることは本当に難しいものですが、
大切な「あの子」の想いに寄り添ったものにしていきたいと改めて思うのでした。
このブログもそろそろ「折り返し」を迎えます。
これからも少しずつ前に進むことにします♪


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ビジョン&モーショントレーニング

「魔法のビジョントレーニング」はオプトメトリストが、「体の動き指導アラカルト」はOTがそれぞれの取り組みをまとめた書籍です。

内容的にとても似通っているものもあり、それぞれを補完しているものもあります。
通常学級や支援学級での取り組みにとても参考になる内容です。

今の小学校では、あまり手先や体の動きに対して有効な働きかけをしていないように思います。「ゆとり教育」批判は、結果として「知育偏重」への大きな方向転換になり、それが特性のある子の「しんどさ」を増幅している可能性も考えられます。
いろいろな活動の中で、意図的・計画的に目の動き・体の動きをトレーニングにしていくことは、「できた」を増やし「子どもを伸ばす」ことにつながるといえます。


INDEXは以下の通りです。

「魔法のビジョントレーニング」
自分の体の各パーツを知る
動物歩き
統制のとれたからだの動き
三半規管を鍛える
眼球の機動力

「体の動き指導アラカルト」
基本の運動が苦手
手先の動きが苦手
運動が苦手
その他の苦手



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以前の記事を

以前の記事を読み返してみると

不十分さだったり

思慮不足さだったりが

気になるのです


しかし

それは

そのままにして

また一歩

前に

進むことにしましょう


いつまでたっても

「大いなる助走」・・・

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エコマップ&ジェノグラム

エコマップ(生態地図)とジェノグラム(家系図)を使った、ケースワークの研修を行いました。
進行兼講師は昨年度もお世話になった、PSW(精神科ソーシャルワーカー)です。

実際にコーディネーターが担当しているケースを分析していきます。
それぞれがエコマップ・ジェノグラムを作成し、今後の支援方針を明らかにしていきます。

3枚のホワイトボードには、日本福祉大学の野中猛教授が考案した「野中方式」で、
・基本情報
・検討テーマ
・生活歴・能力(ADL・対人・学校での様子)
・生活サイクル
・支援目標(縦軸は本人⇔まわり・横軸は急ぐ⇔急がないで2次元表記)
などがびっしりと埋まっています。
集団論議を大切にしながら、上手に進行役がまとめてくれました。
その結果、具体的な支援策が、きちんとすぐに取り組めることから順に明らかになりました。

社会福祉から生まれたこのツール、かなり使える優れたものです。

簡単な説明はこちらから「用語の説明」

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Cerebral Palsy

ちょっと気になったこと、

Cerebral Palsyを「脳性運動障害」と訳すか「脳性麻痺」と訳すのかで論議するよりは、

その子にどこで、どんな支援をするのか、をきちんとしていく方が大切だと思ったのです。

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父親のかかわり

今日は3件の就学相談がありました。
そのうち2件が、ご両親が来られての「相談」でした。
保育園ですので、お二人とも休みをとられての「相談」です。
就学に関してはご両親の考えが違う時もあります。心配ごとが違うこともあります。
ご両親と一緒に話し合いながら、そうゆうことをすり合わせていくことは、お子さんの今後にとって、大変大切なことです。
ですから、お二人で来られたことに対していつも感謝と労いの言葉をかけさせていただいています。
それから、「父親の先輩」として、父親のどんなかかわりが子どもにとって「大切」なのか、「うれしいもの」なのかをお話しすることにしています。

一緒にサッカーで遊べるようになったことをうれしく思っているお父さん、
寝る前に絵本を読んであげることを楽しんでいるお父さん、
意思表示がしっかりできるようになったことを喜んでいるお父さん、

実はそんなかかわりの中で、子どもだけでなく、親として生き生きと「成長」していくのだと思っています。


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