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言語環境の厳しさ

外国籍のお子さんのケースを担当することが増えています。

家庭では母国語だけで、学校では日本語だけ。という環境を今まで大変だなあと思っていたのですが、今回のケースはもっと複雑で課題も大きなものになっていました。
父親と母親(義母)の母語は違い、夫婦間で話すのは片言の英語で、両親と子どもは片言の日本語で会話をしているとのことです。父親の母語を話していた時期もあるのですが、1・2歳程度の会話力しかないとのことでした。
昨年度までの3年間は実母の国で暮らしていたため一番話せたのは、その国の言葉で、現在の両親のどちらの国の言葉でもないのだそうです。
言葉の問題で、学校では学習面だけでなく、友だち関係での課題も大きくなってきているとのことでした。
お父さんに今までの経緯をうかがっていると、お父さんも日本の社会の中で大変ご苦労されていたことを痛感したのでした。
このお子さんの支援を考えるときに一番大切なことは、本人や親ごさんの願いであり、将来的な希望であると思いました。
お父さんは現在は職場に恵まれ、永住を考えているとのことでした。そうであれば「日本語」の指導は欠かせないものです。
また、「算数」の力をしっかりと付けさせてあげたい、とも話されていました。
「日本語」も「算数」も個別の支援が必要なお子さんです。
学校の支援体制を整えて取り組んでもらえるようにしっかりとお願いしてきました。

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