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いまさらながらの「WISCⅢ」

我が市は地方の工業都市・・・うまいこと赤字決算をしている石油関係企業が多いからか、市税は潤わず、教育予算も削られ続けています。

そんなこんなで、いろんなことが福祉・教育関連で遅れているのです。3年前に私が予算要求したWISC4も、やっと今年度の予算で購入できた1セットのみ。

ということで、当然私もまだWISCⅢで検査を行っています。(そういえば私が持っているセットは「県教委特別支援教育室」のシールが貼ってあります!?)

おそらく今年度最後となるWISCⅢ検査を先日行いました。
今回は外国籍のお子さんで、お父さんとも事前に通訳を介してしっかりと相談をさせていただきました。

とても控えめで、とても真面目なお父さんによく似ているお子さんでした。
真剣に、しかもていねいに検査に取り組む姿勢がとても印象的なお子さんでした。
注意記憶では「数唱」と「算数」の差が、処理速度では「組み合わせ」と「積木模様」での差がはっきりみてとれる結果でした。
言語理解が低いことは、当然言語環境によるものですが、個の課題として「算数」の低さが目立っているお子さんでした。
ただ、個人内で比較的低かった「符号」や「記号探し」のスコアは、彼の持っている「ていねいで真面目な性格」からきているものだとはっきりわかりました。「間違えたらいけない。」という思いが強く、しっかりとゆっくり確認しながら取り組んでいる様子がとても印象的なお子さんでした。

いまさらながらの「WISCⅢ」ですが、こうゆう細かい所までデータと一緒に親ごさんに提示しながらお話しができる「ツール」であることを改めて感心するのでした。

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