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算数が苦手な子のために

算数が苦手な子のためにアドバイスをと言われることが結構たくさんあります。

学校では、学年配当の内容を指導しているので、積み残しは積み残しのまま、学年が上がっていくため、子どもの「困り感」は解消せず、「落ちこぼされた」子の比率は上がっていきます。これを何とかしようと「朝の学習」「学力補充タイム」などの取り組みを行っている学校も増えましたが、下学年のドリルをさせているだけというような「個の困り感」に対応できていないのも現状です。

高学年でも、「数の概念」が定着していない子がいます。
順序数はわかっていても、基数(個数)として、量として、直観的に理解できていない子がいます。高学年で足し算や引き算で苦労している子は、このあたりをていねいに指導してあげる必要があると思います。

かけ算は覚えていてもわり算が苦手、というこのためには「三角計算」を進めることが多いのです。視覚的に「かけ算・わり算・分数」などの仕組みが理解できるので、自閉症スペクトラムのお子さんも取り組みやすい教材です。

もちろんスクリーニングの結果「ディスカリキュア」(算数障害)ということがわかれば、その子の特性・タイプに応じた手立ても考えられます。
ディスカリキュリア(算数障害)の5つのタイプ(Tony Attwood)
タイプ1:基本的な四則演算以上のことが理解出来ない
タイプ2:上に同じだが、戦略を編みだしている
タイプ3:時間やシークエンスの概念に乏しい
タイプ4:数の覚え間違いが多い
タイプ5:数と現実世界との関係性が理解出来ない

九九の表を常に持たせたり、電卓を使って問題にとりくませている担任の先生もいらっしゃいます。
でも、なによりも大切にしたいのは、その子の「意欲」や「自己肯定感」、そして「成功体験」です。

その子に応じた内容や量の個別の宿題を出すことによって、「ぼく、勉強好きになった」とうれしそうに話してくれた子がいました。

凸凹があっても「その子らしさ」を大切にしながら背中を押してあげられる支援者でありたいものです。

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