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保育園での取り組み

就学相談のための幼稚園・保育園への巡回訪問がやっと終わりました。

学期中は幼稚園、夏休みに入ってからは毎日のように保育園を訪問していました。
年々相談件数は増え、訪問回数も当然増えています。

今日は園からの依頼で、就学相談にのせることができなかった園児についての観察・相談を行ってきました。

訪問した園は、何回も訪問しているので、大まかな園児たちの様子は知っているつもりだったのですが、対象の子にフォーカスを当ててみると、やはりその子なりの「しんどさ」が見えてきます。

そのことと同時に、担任の先生のその子に対する支援も見えてきます。目配りだとか声かけはもちろんのこと、ちょっとしたトラブルを見過ごさずに、きちんと「介入」しています。

大事なことでは、活動を止めて、クラス全員を円にしての「サークルタイム」にします。
「じゃんけん列車」で後出しをした子がいると、先頭の子を責め始めた子がいたからです。

「なんで後出しになったんやろう?」と担任の先生。
後出しをした子を単純に「責め」ていた子たちは急に考え出します。
いろんな意見を聞いた後に、
「じゃあ、もういっぺんじゃんけんしてみ」と先生。
させてみると、2人とも声を出さずにそれぞれのリズムで出しているので合いません。

「あ、じゃんけんポンっていわんからや!」と気付く子たち。
一件落着して、またじゃんけん列車が始まります。今度は負けた子が先頭・・・

就学前の「早期支援事業」や就学後の「通級」などへ、どうつなげるか、ということも大切だけれども、毎日のこういった取り組みこそが、社会的なスキルやコミュニケーション力の向上を培っていくものだと、後でお話をさせていただきました。

昔「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」なんていうベストセラーがありましたが、正にその通りだと思ったのでした。
毎日の園での活動の中で、人との関わり合いを学んでいくことはとても大切なものだと再確認したのでした。

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