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「第19回 日本K-ABCアセスメント学会」に参加して その3

3本目の発表(2日目)は「聴覚から視覚への情報処理変換過程に課題を認める小2男子の読み書き計算指導」地元福山市の石川先生の発表でした。

アセスメントはWISC4、K-ABC2、VMIの3つで以下のことが明らかになったとのことです。
・年齢相応の言語能力がある。
・図形刺激に対する視覚認知処理能力に比べると有意味刺激に対する認知能力は高い。
・言語を視覚に置き換えて記録することが難しい。

このことを元に、
・得意な言語を充実させるための「遊びの中での言語活動」
・漢字イラストカードを使って意味と漢字をつなげる
・「お金のタイル」で1対1対応学習
などの取り組みを行ったそうです。
その結果、国語についても算数についても理解が深まったとのことでした。

検査結果を大変詳しく分析することで、具体的な指導の方略を明らかにしていくことは、現場の教師にしかなかなかできない事なので、私にとって大変参考になる実践でした。
フロアから「継時処理の中では聴覚的短期記憶は機械的な処理をする場合は言語的短期記憶、作業動作の標準範囲だが、視覚的な短期記憶が弱い。」という論文記述に関して、カウフマンモデルとCHCモデルの違いのとらえ方が間違っているのではないかとの意見が出されていましたが、私には何のことやら全くわかりませんでした。

でも、とても具体的な「実践」と「理論」が近いところで討議されている学会であることは私にもわかりました。
その4に続きます

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