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2017年3月

「飛躍」の条件~同発達段階集団~

「インクルーシブ教育」はとても大切な「理念」だと考えています。

しかし、「同発達段階集団」の重要な役割を忘れてはいけないと思っているのです。

支援学級での「ワンシーン」です。

発語のほとんどないAさんがダウン症のBさんの持っているボールが欲しくて、とりにに行きました。Bさんは生活年齢的には3才年上です。でも、譲ってあげられる「発達段階」ではありません。

どうしてもボールをあきらめらねないBさんは、決してボールを離そうとしません。

いつもなら、支援者が間に入るのですが、そうしようと思った瞬間・・・

「Aちゃんに、ちょうだい!」と大きな声でAさんがBさんに言ったのです。

スタッフ一同目を見合わせて、ビックリしながらも、大きな拍手を思わずしていました。
支援者に自分の要求を話すことはあっても、他の子に話すことはなかったAさんの初めての
「友だちに対する、言葉による働きかけ」だったからです。

その言葉を聞いて、Bさんはボールを渡してあげることができました。

「同生活年齢集団」の中では決して見られない光景でした。そして、2人にとってとても大きな「飛躍」の瞬間だったのだと思ったのでした。

こんな素敵な瞬間がある「同発達段階集団」における交流は、とても大切なものであると強く思うのです。

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「不適切な行動」を強化しているのは・・・

だれが見ても「不適切」だと思われる行動をした子がいたとします。

その行動を「強化」し「常態化」させているのは、その行動に「適切な反応」をしていない支援者である可能性が高いことに十分に気をつけなければならないと思っています。

「不適切」な行動に対する感情的・情動的な「注意や声かけ」が子どもにとっての「ご褒美」になっていることを自覚していない支援者が多いことが、残念でなりません。

実は先日、心理職の「プロ」と言われる人が、そうゆう「反応」をしていることを目の当たりにしたのでした。
これは、とても残念だと思っただけでなく、腹立たしくも感じたのでした。

「なぜ、そのような行動をするのか?そしてその行動はその子にとってどんなメリットがあるのか?」
そのことを、常に冷静に分析し、どのような対応が適切かを考えていくことが大切なのだと思うのでした。

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「WinWinWin」の関係

今年度も残すところ、あと3回の巡回訪問で終了です。

今日の学校訪問は、残念ながら、2学期の観察時よりも「状態像」が悪化しているケースでした。

親ごさんの「相談希望」もあり、観察&ケース会議&保護者相談となりました。
「願い」や「想い」は、管理職にも担任にも親ごさんにも、それぞれあるものです。

それぞれの思いを「実現」するために、大切にしなければいけないのは、

やっぱり本人の「願い」だと強く感じたケースでした。
「学校」も「親」も「子ども」もみんな「Win」になるために必要なことは・・・

実は「小さなことからコツコツと・・・」なのでした。

これで「WinWinWinの関係」の成立のはず!
もちろん目論見通りにならなかった時の、「プランB」も用意してからの、
結構な「エンカレッジ」なのでした。

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