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「飛躍」の条件~同発達段階集団~

「インクルーシブ教育」はとても大切な「理念」だと考えています。

しかし、「同発達段階集団」の重要な役割を忘れてはいけないと思っているのです。

支援学級での「ワンシーン」です。

発語のほとんどないAさんがダウン症のBさんの持っているボールが欲しくて、とりにに行きました。Bさんは生活年齢的には3才年上です。でも、譲ってあげられる「発達段階」ではありません。

どうしてもボールをあきらめらねないBさんは、決してボールを離そうとしません。

いつもなら、支援者が間に入るのですが、そうしようと思った瞬間・・・

「Aちゃんに、ちょうだい!」と大きな声でAさんがBさんに言ったのです。

スタッフ一同目を見合わせて、ビックリしながらも、大きな拍手を思わずしていました。
支援者に自分の要求を話すことはあっても、他の子に話すことはなかったAさんの初めての
「友だちに対する、言葉による働きかけ」だったからです。

その言葉を聞いて、Bさんはボールを渡してあげることができました。

「同生活年齢集団」の中では決して見られない光景でした。そして、2人にとってとても大きな「飛躍」の瞬間だったのだと思ったのでした。

こんな素敵な瞬間がある「同発達段階集団」における交流は、とても大切なものであると強く思うのです。

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