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2017年5月

自閉症スペクトラム学会資格認定講座に参加して

5月27・28日の両日「自閉症スペクトラム学会北陸支部第11回資格認定講座」に参加してきました。

6講座中、発達障害を専門とするドクターの発表が3講座ありました。
1つ目は、「オキシトシン」の治験報告。
複数の大学が連携して臨床試験を行っているとのことでした。自閉症スペクトラムの原因解明はまだまだ先の事ですが、効果のある治療法が確立されることの可能性を感じる報告でした。
2つ目は、「遺尿」「睡眠障害」「カタトニア」などに対する薬物療法の効果について。
国内トップクラスの症例数を扱っているドクターの報告だけに、とても説得力のあるものでした。
3つ目は、「医療の観点から見たASD治療とエビデンス」
概論的な内容でしたが、治療法の「エビデンスレビュー」も発達障害の「外在化障害・内在化障害について」もあり、なかなか聴きごたえのあるものでした。

他の3講座も大変興味深いものでした。
アセスメントについての講座では、「MEPA-R」の紹介がありました。もうこれ以上,、学会や研究会には加入しないつもりだったのですが、「ムーブメント教育・療法」も非常に魅力的なものだと感じました。

今回の講座は、改めて、医療と教育・療育の連携の重要性と、教育・療育の専門性の向上を強く感じる内容なのでした。

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「学級文化」を創りあげていくこと

新学期から1か月。

巡回訪問していると、新学期から1か月でも「学級文化」の差を大きく感じることが多いのです。
「学級文化」は、ほとんどGWまでに確立してしまうようです。もっと極端に言えば、「黄金の3日間」で決まっていることも多いようです。
いわゆる「学級集団の質」だとか「学習規律」は「学級文化」の一部ですが、担任の「手腕」で大きく左右されるものです。

ピカピカの1年生を迎えて1か月。
担任が話そうとすると、必ずその瞬間に声を出す子が何人もいるクラスもあれば、真っ直ぐに担任を見て、背筋を伸ばして静かに聞き入るクラスもあります。
「指導書」そのままの算数の授業をしている学級もあれば、最初の10分間を、「100玉そろばん」を使った数唱をしたり「数図カード」を使ったゲームを毎回している学級もあります。

配布物を配るときですら、「はいどうぞ」「ありがとう」の言葉が自然と出ている学級もあれば、「先生ぼくのがない~!」「〇○さんが配るの遅い~」と騒がしくなる学級もあります。

「しんどい子」の観察相談で訪問していても、その子を「どう支援するのか」よりも、担任が自分の学級を「どうしていきたいのか」の方が課題であることが多くあります。

「支え合いながら学ぶことが楽しい学級」
こんな「学級文化」を創りあげていって欲しいと願うばかりです。

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