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2018年9月

「スクールカースト」

中学2年生を対象に「心の授業」を行うことになりました。

学年の先生方からのリクエストは「友だち関係」について。
相手が嫌がるようなことで、コミュニケーションをとる傾向がある学年とのこと。

すぐに浮かんできたのが「スクール(教室内)カースト」という言葉でした。
「いじめ」の要因とも考えられている「スクールカースト」
(それにしても嫌な言葉です・・・)

ここに切り込める授業ができるのか、
何かを変えられるチャンスになるのか、

登校はできていも、教室に入れない生徒が、
「教室にいると、黒い何か渦のようなものに、のみ込まれていくように感じる」
と話してくれたことがあります。
「自分の席に座っていると、暗いところからヘビににらまれているように感じる」
と同じような表現で教えてくれた別の学校生徒もいました。
もしかすると、教室に入れないこの子たちは、「スクールカースト」を許容できない「正常な感覚」の持ち主かもしれない、と思ったりもしました。
学校に来ることができていない生徒の中にも、同じような子がいるのではないかとも思ったのです。

1学期に授業をして顔見知りになっている3年生の女子生徒と、「スクールカースト」について話してみました。
3人とも部活でいろいろあって転部したとのこと。今はクラスでも穏やかに過ごせているとのこと。
「1軍の子が、2軍の子に命令して3軍の子をいじめさせていたことがあった」
「先生たちは気が付いていない」
「きっと1軍の子たちには伝わらないと思う」・・・

結構ハードルの高そうな課題です。
まずは、担任の先生方と共通認識を持つことから始めなければいけなさそうです。

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新学期

久しぶりの投稿です。
今日「第1回公認心理士資格試験」を終えました。
結果はどうあれ、ここまでよく頑張ったと自分を「ほめて」あげることにします。

さて、新学期が始まり、スクールカウンセラーとしての活動も再開しました。

部屋に引きこもっていて生徒に合えなくても、家庭訪問(アウトリーチ)を行ったケースでは、
担任の先生から、「初めて生徒に会えました!」とうれしい報告がありました。「適応指導教室」にも行けるようになったとのこと。
少しづつ光が見えてくると、先生たちの表情も明るくなります。

不登校状態が続いていた、ある生徒が始業式から登校できているとのこと、この子のお宅にも何回かうかがったことがあります。
初めて教室でクラスメートと一緒に授業を受ける姿を見ることができました。
少し控えめに、ちょっと恥ずかしそうにしながら、がんばっている様子がとても印象的でした。
お母さんには、「ずいぶんがんばっているから、来週は曜日を決めて計画的に登校を・・・」とお願いしました。

そんな中、
「お時間ありますか?」とある学年の担任の先生、たくさんの「しんどい」生徒たちを担任して先生もとても「しんど」そうでした。
これから担任としてできること、学年団としてできること、学校としてできることをひとつずつ整理していきました。
少し、元気が出た様子・・・

心理職はいつも誰かを「エンパワーメント※」することが仕事なのだと思うのです。

※自らの力で問題を解決し、生活をコントロールしていけるように援助すること。

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