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不登校生徒に対するメールカウンセリングの可能性

中学校の不登校生徒は増加の一途をたどっているといえます。

生徒の家庭での状況も「昼夜逆転」「引きこもり状態」などと悪化しているケースも少なくありません。
家族も担任も疲弊しているケースがいくつも見られました。
私はこれまで、スクールカウンセラーとして家庭訪問を行ったり、カウンセラーからの手紙を届けてもらったりしました。
いくつかのケースでは改善もしましたが、全く変化のなかったケースもあります。

様々なアプローチを模索していたところ、
「電子メールカウンセリングによる不登校児童生徒の不登校状態の変容に関する分析」(加藤、古屋、赤堀 2004 日本教育工学会論文誌28)を見つけました。15年も前の研究なので、今のネットをめぐる状況とはかなり違いますが、本人の変容だけでなく、家庭内のコミュニケーションの変容も認められたとのことでした。
メールによってつながることと、そのことを通して家族関係の変容が見られた、という成果はこれからの取り組みにヒントを与えてくれていると思いました。

もう一つ、「家庭を中心とするシステムズ・アプローチでの肯定的意味変換の意味」(倉石哲也 社会問題研究 1992)も別の意味で大変参考になりました。
このことは別の機会に記事にしたいと思います。

キーワードは「つながり」です。
どのように「家族外」とつながり「家族内」でつながるのか・・・です。

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