カテゴリー「考えたこと・心に残ったこと」の記事

「プロ意識とセンス」

夏季休業中に行っていた幼稚園・保育園の巡回を終了しました。

前回の記事では「残念な園」のお話でしたが、それ以降何人かの素晴らしい「保育者」さんたちに出会うことができました。

公立の園の先生方は研修の機会も多く、ある程度「支援法」が認知されていますが、私立の園の場合はそうではないところも多いため、担任の先生の「プロ意識やセンス」の差が大きいように感じました。

最後の巡回でおじゃましたクラスは、教室の中もきれいに整頓され、オモチャケースには何のケースか判るように大きめの写真が貼ってあります。

カバンや荷物の片付け方や帰りの時の準備の仕方も絵カードで手順が示されています。

子どもたちへの声かけも「わかりやすく、適切」でした。そのため子どもたちは「おだやか」にすごせているようでした。

保護者相談の後、園長さんや担任さんとの懇談で「よくできているところ」と「工夫したほうがいいところ、改善すべきところ」を伝えさせていただきました。

帰り際に、その担任の先生のクラスの前を通ると、すでに私の話した「改善点」に取り組んでもらっていました。

子どもたちにとって「プラス」になる事をすぐ取り入れることは「プロ」であれば当然であるといえば当然なのですが、なかなかそうはいかないのが現状のようです。では、なにが違うのかというと、「支援者としてのセンス」があるかないかということなのかもしれないと以前から考えています。

「支援者のプロ意識を育て、センスを磨く」このことが、サポーターとしての私のこれからの課題の一つかもしれません。

 

 

 

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ブログのタイトルについて

2007年の11月にこのブログをスタートした時は、

「自閉症スペクトラム児の「おだやかな明日」のために」でした。

その頃はまだ「スペクトラム」という言葉は一般的ではありませんでした。

その後、「自閉症ペクトラム児・発達障害児の・・・」に変え、

今の、「子どもたちの・・・」になりました。

これは、私のたずさわる仕事や関わる子どもたちが広い範囲になっただけではなく、

私自身の「考え方」の変容があったのかもしれません。

そして、今

「子どもたち」という言葉も、ぴったりとしない感じがしています。

でも、何が入るんだろう?

「家族の・・・」

「みんなの・・・」

ちょっと迷っています。

 

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がんばれルーキー!

何回も訪問したある学校への、最後の「巡回訪問」のつもりでした。

この学校は「やさしい」先生たちと「やさしい」子どもたちがたくさんいる学校です。
1年生の時に大変だった子も、私を見て手を振り、がんばっている姿を見せてくれました。
この4年間の「成長」が手に取るようにわかります。

決してあきらめることなく、気長に見守り、支えてくれたスタッフ(教職員集団)のお陰です。
「特性」のある子に寄り添ってくれ続けた友だちの存在は、スタッフ以上のものでした。

そんな学校でも、今「困っている先生」が何人かいます。
自分一人で何とかしようとしていたルーキーもいました。
今の自分を「ほめること」、今の子どもたちを「認めること」・・・
なんだか一杯話しました。
あと50日足らずで、どんな楽しいことができるのか・・・
どんな1年間のまとめをするのか・・・
そして、新しい学年に何を引き継いでいくのか・・・

いつものように玄関まで見送ってくれた先生方からは、
「来月はいつが空いていますか?」のうれしい質問

ルーキーへのエールをもう一度送るために、
もう一度、おじゃますることにしました。

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次の「支援」のスタートに必要なこと

巡回担当校のコーディネーターから電話が入りました。

今年度、観察・相談をさせていただいているお子さんについてです。
校内の対応だけでは「限界」に来ているとのこと・・・
次のステップに繋ぐために必要なことは、
親ごさんとの「想い」の共有なのだということをお話しました。
相互理解と相互受容は「親ごさん」にも「学校」にも必要だということが、
なかなか「現場」には理解できにくい部分があるのですが、
そこはしっかり努力してもらわなければ、子どもたちの明日は見えてこない・・・

私が訪問できるのはちょうど1ケ月先になります。
それまでに、どこまでできているのか・・・
先生にも「宿題」を出しておきました。

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教え子たちからの年賀状のひとこと・・・

教え子たちからの年賀状のひとこと・・・

「6年生の頃を思い出して、先生のような教師になれるよう、がんばります!!」
「先生の教え子って何人ぐらいいるんでしょう?僕もその1人になれて光栄です。」
「娘がギターを習い始めました♪うまくなってくれるとうれしいな♪」
「前に言ってた彼とやっと結婚しました!またいろいろお話したいです。」
「今年私は成人式です、大きくなった姿を先生に見せたいです」
「今年は次男が成人式を迎えます。」
「結婚しました!これからは2人で仲良くがんばります。」
「上の子が受験、下の子は陸上を始めました。」
「結婚して1年を迎え、何とか主婦と保育士をやってます!!子供ども相手の仕事は楽しいです♪」
「お久しぶりです。また、同窓会企画しますネ」
「もうすぐ31歳です。元気に作業所に通っています」
「無事に内定先も決まり、4月からは社会人です。」・・・

支援級の子たちも、通常級の子たちも、みんなそれぞれ素敵な人生を送っていること・・・
38年間教師をしていて、本当に幸せだったこと・・・

今、実感できることに、本当に感謝です!

(おことわり:FBとのダブルポストです!)

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「エコグラム・ジェノマップ」

毎年この時期に、巡回担当者の研修会があり、そこでは「エコグラム・ジェノマップ」を使ってのケース検討を行ってきました。

今年は何もかもが「ラスト」なので、この研修会も最後になります。
今年は特別支援教育指導者養成研修も兼ねていたらしく、参加者はいつもの倍以上でした。

ケース提供者の数分の報告を受けてから、各グループで質問や「強み」、明日からできる支援策を考え発表していきます。

「エコグラム・ジェノマップ」を作成しながらのケース検討は大変有効な方法だと思います。

実際に巡回先の校長室にホワイトボードを持ってきてもらってケース検討をしたこともありました。

後輩たちに伝えていきたいことの一つとして、これを挙げておきます。

いっつも講師をしてくれていたPSWのUさんにも感謝です♪

また、どこかで会えること楽しみにしています。

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スタンスを拡げること

大学時代から専門は「発達心理学」だったのですが、ここ数か月スタンスを拡げて「心理学全般」を学んでいます。

今まで学んだことの「基礎」であったり、「違う見方」であったり、「エビデンスの再認識」であったり、「未知との遭遇」であったり、本当にいろいろ感じることが多くありました・・・

「学校」という狭い社会からスタンスを拡げることは、
私自身の新しいスタートにとっても、意味深いものだと思っています。

現場で「必死に」がんばっている後輩たちには、
「なかなか目の前の事しか見えないかもしれないけれど、楽しかったことしか残っていかないんだから、実になっていかないんだから、何をやるにしても、子どもたちの笑顔が見られるものにしないとね。」と話していました。

スタンスを拡げること・・・
支援者は常に心したいと思うのでした。

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人生初の一等賞

6年生のYくん(ダウン症)の最後の「運動会」でした。
そして私にとっても、教員生活最後の「運動会」でした。
徒競走は100m。
これまでは、10mほどのアドバンテージをもらって参加するもダントツの最下位。
今回は、交流学級の担任の提案で、ゴールで競り合うぐらいのアドバンテージをもらうことになりました。もちろん、クラスの子どもたちも了承済み。

スタートラインに立つと、ぽつんと1人だけ前に入る感じでした。

そして出発の音!

あっという間に、大きな差は縮まっていきます。

ゴール間近は、Yくんを応援する大きな歓声で沸いています。

さすがに、今回も・・・と思った瞬間

Yくんのギアがオーバートップに入ったのです。

今まで見たことのないスピードで、

Yくんは笑いながらゴールテープを切ったのでした。

会場は、大きな歓声が続いていました。
応援しに来てくれた、保育園時代の先生も、放課後デイの友だちも、自分のことのように喜んでくれていました。

Yくんにとっても、Yくんのご家族にとっても、私にとっても、
生涯忘れることのない、「瞬間」になりました。

もしかすると、人生には、誰にも「輝かしい瞬間」が用意されているのかもしれません。

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バトンタッチ

本年度で「退職」します。

たくさんの素敵な「後進」たちに後を託します。

先日の宮古島での「サンセットシーカヤックツアー」でご一緒した方は、
本年度新規採用された小学校教諭のルーキーでした。

多くを語ることはできませんでしたが、このこともとても印象的だったのです。

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家族のしあわせ

今学期、最後の巡回訪問でした。

ここ2年で随分「状態像」が改善されたお子さんの「保護者相談」でした。

「おだやか」にすごせる今だからこそ、「自己評価」をあげて「自信」を持たせてあげること、「困った時」にどうしらたうまくいくかの「術(すべ)」を身につけさせてあげること。
などをお話しました。

あと、一番大切なこと・・・

小学校の今だからできる、「家族で楽しむこと」をいっぱいすること。

直接、「特別支援」とは、関係ないのかもしれませんが、
親と子がうんと素敵な「笑顔」ですごせる、時間は、
「自立」にとって最も重要なことの一つだと思っているからです。
そして、そんな「素敵な時間」は「家族のしあわせ」だと思っているのです。

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