カテゴリー「カウンセリングルーム」の記事

「大人たちのおだやかな明日のために」

このブログの題名は「子どもたちのおだやかな明日のために」なのですが、

スクールカウンセラー(SC)をしていると「大人たちのおだやかな明日」も願わずにはいられなくなることが多いのです・・・

親ごさんはもちろんのこと、

支援者である先生たちの明日のためにも・・・

昨年までの巡回相談ではなかった先生の個人的な相談事もSCという立場では、受けることが増えてきました。

人間関係で「困っている」のは、子どもも大人も一緒なのです。

「しんどい」思いをきちんと受け止めて、少しだけでも「お役」に立てればと思います。

そのためにはカウンセリングする側の「メンタル管理」もとても大切になります。

大人相手に「消耗」した「こころ」をうまいこと繕いながら「支援」し続けることは、

「結構、大変だなあ~」

なんて思う、一日でした。

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「アンガーコントロール」の先

2回目の個人面談でした。

「アンガ―マネージメント」が必要な生徒さんでした。

前回の面談で「怒りの10段階評価」「カウントアップ」「クールダウンスペースの確保」「退室許可証」を提案し、実践してきた生徒さんでした。

面談には信頼のおける(生徒の立場に立てる)教育相談担当教諭にも同席してもらいました。

残念なことに、昨日トラブルがあったとのこと・・・

ことの顛末を聞いてみると、「彼は悪くない!」

コミュニケーションに困難さはあったものの、「怒って当然」のシチュエーション、出来事だったのでした。

「それで、暴力もふらず、物にも当たらず、自分を傷つけることもしなかったことは、とても立派だったね」とうんと認めてあげました。

変わるべきは、わざと彼の「スイッチ」を押しにいく周囲の生徒たちであったり、集団であったりしたのです。

実はこの学年、今月全6クラスで「こころの授業」をする学年なのです。

50分一本勝負、本気で「勝負」します!

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「心の理論」の先

カウンセリング対象の児童・生徒には「人間関係」での「困難さ」が見えることが多いのです。

Bくんとのトラブルを訴えるAくんに寄り添いながら詳しく話を聞いていきます。

AくんとBくんをわかりやすい絵で表現し、吹き出しに「言葉や思い」を書いて出来事を明らかにしていきます。(これは「コミック会話」のテクニックです。)

「あなたを注意するBくんは、自分のことを『正義の味方』と思っているんやねえ~」と言うと

びっくりしたように「そんなことはない、あいつは悪い奴や!」と自分の評価を語ります。

自分がうるさくしていて、他の子に迷惑をかけていることは認めていても、

それをBくんに注意されていたこともわかっていても、

Bくんの「思い」は想像できない・・・

絵を描きながら、それぞれの「思い」を明らかにしていきます。

出来事や人間関係を「俯瞰した外の目」から見てみる。

人それぞれの「思い」があること

自分の思いは変えられても、

人の思いを変えることができない・・・

では、どうしたらよいのか、

とりあえず「こうしてみよう」を話し合ってみました。

すぐには無理でも、

少しずつでも「うまくいくすべ」を身につけていってくれたらと思ったのでした。

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NLP(神経言語プログラミング)について

来週から取り組む「こころの授業」の準備をしています。

「リフレーミング」についていろいろ調べていると、「NLP」にたどり着きました。

この「NLP」ってどうも「心持ち次第」って感じのテクニックなのですが、

割と使えそうだなあ・・・

「傾聴」だけでは満足できない「カウンセラー」なので、

まだまだ、学ぶべきことが多い今日この頃なのです。

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「リフレーミング」で勝負

「スクールカースト」に対して、正面突破は難しそうです

それ自体を担任が認めていない

もしかすると、それを学級経営に「利用」しているかもしれない

「一軍」もその「カースト」にとらわれている

いろんな先生方と話していると

いろんな課題しか出てきませんでした

それじゃあ

変化球で攻めてみましょう!

ということで今回は

「リフレーミング」で勝負することにしました

どの子の「自己肯定感」も高めるためには

これが一番という「結論」です

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「スクールカースト」

中学2年生を対象に「心の授業」を行うことになりました。

学年の先生方からのリクエストは「友だち関係」について。
相手が嫌がるようなことで、コミュニケーションをとる傾向がある学年とのこと。

すぐに浮かんできたのが「スクール(教室内)カースト」という言葉でした。
「いじめ」の要因とも考えられている「スクールカースト」
(それにしても嫌な言葉です・・・)

ここに切り込める授業ができるのか、
何かを変えられるチャンスになるのか、

登校はできていも、教室に入れない生徒が、
「教室にいると、黒い何か渦のようなものに、のみ込まれていくように感じる」
と話してくれたことがあります。
「自分の席に座っていると、暗いところからヘビににらまれているように感じる」
と同じような表現で教えてくれた別の学校生徒もいました。
もしかすると、教室に入れないこの子たちは、「スクールカースト」を許容できない「正常な感覚」の持ち主かもしれない、と思ったりもしました。
学校に来ることができていない生徒の中にも、同じような子がいるのではないかとも思ったのです。

1学期に授業をして顔見知りになっている3年生の女子生徒と、「スクールカースト」について話してみました。
3人とも部活でいろいろあって転部したとのこと。今はクラスでも穏やかに過ごせているとのこと。
「1軍の子が、2軍の子に命令して3軍の子をいじめさせていたことがあった」
「先生たちは気が付いていない」
「きっと1軍の子たちには伝わらないと思う」・・・

結構ハードルの高そうな課題です。
まずは、担任の先生方と共通認識を持つことから始めなければいけなさそうです。

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新学期

久しぶりの投稿です。
今日「第1回公認心理士資格試験」を終えました。
結果はどうあれ、ここまでよく頑張ったと自分を「ほめて」あげることにします。

さて、新学期が始まり、スクールカウンセラーとしての活動も再開しました。

部屋に引きこもっていて生徒に合えなくても、家庭訪問(アウトリーチ)を行ったケースでは、
担任の先生から、「初めて生徒に会えました!」とうれしい報告がありました。「適応指導教室」にも行けるようになったとのこと。
少しづつ光が見えてくると、先生たちの表情も明るくなります。

不登校状態が続いていた、ある生徒が始業式から登校できているとのこと、この子のお宅にも何回かうかがったことがあります。
初めて教室でクラスメートと一緒に授業を受ける姿を見ることができました。
少し控えめに、ちょっと恥ずかしそうにしながら、がんばっている様子がとても印象的でした。
お母さんには、「ずいぶんがんばっているから、来週は曜日を決めて計画的に登校を・・・」とお願いしました。

そんな中、
「お時間ありますか?」とある学年の担任の先生、たくさんの「しんどい」生徒たちを担任して先生もとても「しんど」そうでした。
これから担任としてできること、学年団としてできること、学校としてできることをひとつずつ整理していきました。
少し、元気が出た様子・・・

心理職はいつも誰かを「エンパワーメント※」することが仕事なのだと思うのです。

※自らの力で問題を解決し、生活をコントロールしていけるように援助すること。

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15の君たちからの感想

SCとして勤務している中学校の3年生(6クラス)を対象に、「ストレスマネージメント・コーピング」の授業をさせていただきました。

中学校の教壇に立つのは「教育実習」依頼で40年ぶり(汗)なのですが、どの子もいっぱい考えて、いっぱい話してくれました。
一部ですが、紹介します。

・自分はストレスを感じると頭や胃が痛くなるので、よく薬を飲むし、それが結構な頻度であるので、自分なりにリラクゼーション法を試したりして、毎日をもっと明るくすごせるようにしたいと思った。

・ストレス解消には、自分の好きなことをするといいと思いました。いいストレスがあると初めて知りました。リラクゼーション法もやってみようと思います。

・ストレスは人によって感じ方などが違うことがよく分った。すぐイライラする場合どうすれば良いかを知りたい。

・ストレスの解消法で「依存」するようなことはいけないと思った。自分にあった解消法をしていきたい。

・ストレスに弱い方なので、すぐにイライラとかがたまってしまうので、早く発散したいと思います。色々知れてよかったです。

・ストレスの仕組みや解消法、リラクゼーションについてよくわかった。特にリラクゼーション法はしっかり覚えておきたい。

ストレスにはプラスになるものと、マイナスになるものがあるということがわかった。

自分はすぐに人にあたったりしているので、これからは人に話したり、音楽を聞いたりしてストレスを解消できたらなと思いました。

自分が今なんでいらいらしているのかが分ってすっきりした。ストレスの解消法が自分なりに見つけられた。

SCさんの話なんて聞く機会が少ないので、ちょっと楽しかったです。リラクゼーション法(ねむくなるほどリラックスしました)や解消法が分ってうれしかったです。

授業の最後でしたリラクゼーション法は思った以上にリラックス(スッキリ)できました。そして、ストレッサ―になるものも多かったので、その分スッキリできるのもを探すべきだなと思いました。

最後にやった目をつぶって、自分の速さで息を吸ってリラックスをすることは、とても便利なのでぜひやってみたいです。とても勉強になりました。

今まで良くない方法でストレスを解消していたから今回知れて良かったと思う。これから教えてもらったストレス解消法を試したいと思った。

ストレスが自分にとってどんな影響を与えているか分った。

それぞれの感想に「大変よくできました」のハンコと私からのコメントを書いて返そうと思っています。

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支援シート(案)

何人もの「不登校生徒」がいる学校は、定期的に会議はしていても、具体的な手だてが進んでいないところもあります。

それぞれの学校で今何ができるのか?
その子は何から取り組んでいけばいいのか?
もちろん、ゴールは「登校再開」ではなく「生き生きとした生活」です。

先生や生徒たちと一緒に考えていこうとこれらの「支援シート」(案)を作ってみました。
ご質問・ご意見等ありましたらコメントかメールをくださいね。

ダウンロードはこちら↓

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「来ないものは支援のしようがない」から「できることをやってみる」に・・・

「来ないものは支援のしようがない」って?!
「できることなんてない!」って?!

「じゃあ、一緒に家庭訪問しましょう!」
「手紙書きますから渡してください!」
「とりあえず、この支援シートに書き込みましょう!」

「不登校対策」じゃなくて
ひとりひとりの子どもたちの「未来」を支えるために
できることは
結構いっぱいあるのだと
担任の先生にそう思ってほしいと
強く思うのでした・・・

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