カテゴリー「ABA(応用行動分析)」の記事

facebookの「いいね!」で考えたこと

最近はこのブログや趣味の方のブログの記事をfacebookにアップしています。

そうすると気になるのが「いいね!」の数です。

「いいね!」を増やすために書いてはいないのですが、

やはり、評価が高かった内容を意識しながら書くことがあるようです。

これって、

「応用行動分析」でいう「強化」ですよね。

なるほど、facebookが人気のはずです。

「いいね!」で伸びるのはもちろん子どもも同じです。
子どもたちにたくさんの「いいね!」が言える支援者を育てて行かなくちゃと、

ちょと焦り気味の今日この頃です。

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やっぱりABAに立ち返る

緊急な訪問要請で観察・相談を行いました。

詳しいことは書けませんが、とにかく対応に苦慮しているケースであることは間違いありませんでした。

だまって観察を続けることができずに、「介入」せざるを得ない状況も何度かありました。

「行動問題に対する、あなたの反応が”ご褒美”になっていますよ。」と言っても支援者には理解してもらえなかったようです。

では具体的にこんな風に働きかけてみましょうと私がリードしてみました。
そこで、みつけたことは、
「こうゆう、声かけ・はたらきかけには、こんな意欲的な反応をする。」です。

支援者にも、一緒に動いてもらいながら、説明をしていきました。

観察後の相談では、ABA(応用行動分析)の手法を使って取り組むことを勧めました。「行動」をしっかりと観察・分析することで、その行動の意味を理解すること。
そして、どのような取り組みが有効であるかなどをお話させていただきました。

もちろん関連機関との連携や保護者支援も大切です。

しかし、明日からどうするか?
の切実な思いに応えるためにはABAが必須だと思ったのでした。

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原因が判らない

あるお子さんの、「困った行動」の原因がはっきりしません。

学校とデイケアではよく起こるのですが、家庭や外出時には起きないとのことです。
その場にいたくない時や課題が嫌な時・難しい時に起きることもあれば、休み時間にのんびりとしている時や遊具で遊んでいる時にも起きることがあります。

いやだという意思表示の場合は、その行動の「機能」ははっきりしていますが、休み時間や遊んでいる時は「覚醒レベルが低い?」なんていう、いい加減な理由しか思いつきませんでした。

とりあえず、以下のような対応を考えました。
・別の「NO」の意思表示の手段を身に付けさせること。
・課題のレベルを下げること。
・「困った行動」には淡々と対応して、大騒ぎしないこと。過剰な注目を与えないこと。
・家庭と「条件」をそろえること。

まずはこのあたりからスタッフが意思統一をして取り組んでいくことにしました。


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Steps to Independence

邦題は「親と教師が今日からできる 家庭・社会生活のためのABA指導プログラム」です。



この手のアメリカの専門書はappendices(付録)が充実しているものですが本書では、基礎スキル・身辺自立スキル練習プログラムなど約120ページです。付録がなんと全体の3分の1を占めているのです。
本文の中にも、子どもにつけたいスキルを書き込んだり、チェックをしたりする表などもあります。

具体的なスキル指導の方法が満載の書籍です。
そのまま使えるものもあれば、お子さんの状況によってアレンジすれば随分役立つものもあります。

邦訳されたハウツーものとしては一番の出来だと思います。
ABAをこの本から学び始めることもできる良書です。


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自閉症児に対するABA研修会

総合病院のSTとして勤務する娘が、病院に届いた「自閉症児に対するABA研修会」の案内を見て、「私も勉強した方がいいのかなあ。」と訪ねてきました。
現在彼女は「回復期」の患者さんを担当しているため、自閉症スペクトラムのお子さんの訓練に関わることはありません。でも、私はABAは障害や特性の有無にかかわらずどのような人にとっても大変有効なアプローチであることを話しました。

「行動を分析して、その先行事象や結果にアプローチすること」
「弱化ではなく強化が効果的であること」

リハビリに積極的な患者さんもいればそうでない患者さんもいます。きっとご家族の中にも理解のある方もいればそうでない方もいるかもしれません。
また、医療もチームで行うものですから、それぞれのスタッフ間でも関係調整も必要です。

そこここでABA・・・あれ、この言葉以前も書きましたね。

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どんな関係を築いていくか

子どもたちに関わる大人が、子どもとどのような関係を築いていくのかという、目標や方針というものをきちんと持つことはとても大切なことです。

支援する側の大人が子どもの不適切な行動に振り回されていることが多くあります。子どもの行動によってコントロールされているのが大人の側であることに気付かないケースもあります。
不適切な行動によって自分の要求を常にかなえることができている子もいます。残念ながらそのことに教師や親ごさんが気が付いていないこともあります。

昔行動分析は「人間に対する機械的な考え方」、「人間の子どもを動物のように扱う」、あるいは「心のない心理学」などといわれて批判されていましたが、行動には原因と結果が必ずあることを明らかにし、行動をきちんと分析して先行事象や結果への機能的なアプローチを可能にした点では大変有効な方法だといえます。

私たちは常に共感的で子どもたちの味方であるべきだと思いますが、行動をきちんと評価して望ましい行動を強化するという立場にも立つべきだと思います。

新しい学年になって担任が変わり以前よりも不適切な行動が増えている子もいれば、それまでは不適切な行動で「注目」や「関わり」の欲求を満たしていた子が、今年はそれでは担任を思うように動かせない事に気付き始めた子もいます。担任からの評価によって自信を持って行動できるようになった子もいます。

現在、子どもたちとどんな関係であるのかを客観的に振り返ること、そして望ましい行動を示し、それに近づけるように支え励ますという関係を築いていくことが大切だと思います。(ABAをベースにした関わりとは、単に口うるさく注意することでも、なんでもかんでも褒めたり受容したりすることでもない関係です。)


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ここそこでABA

特別支援教育スキルアップ研修に参加。3時間×3回のABA研修。講師は非行や2次障害についてのエキスパート

保育園での就学相談で担任の保育士の先生に対応の仕方でABAについてお話をしました。

校内研修会講師。テーマはABA。こちらは2時間。現場でのとても具体的な話にしました。

SSTについて研修会に参加。講師はSSTの権威のようです。

この数日、どこへ行ってもABAでした。

問題意識のスタートが保育であっても、少年犯罪であっても、SSTであっても、自閉症の療育であっても・・・
ゴールはABAであることに気付かされました。

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ABAが入る?入らない?

応用行動分析の基本的なお話をしたときに
その基本的な考え方がすとんと入っていく先生と入っていかない先生がいることに気づきました。

どの学校・学級にもある程度の「特性」をもったお子さんがいます。
その子の「困り感」の表れであるいわゆる「行動問題」に対してどのように支援していけばよいのかという話をした時に、
「『行動』は『先行事象』と『結果・対応』を変えることによって変容していくのですよ」という私の話に対する反応がはっきりと分かれます。
「なるほど、ではこうゆう時の状況をこのように変えてみます。」「今までこのように対応してきたことをこのように変えます。」と「行動」を分析することによって支援を行っていこうという先生がいます。
残念なことですが逆に、「この子の××と言う行動はこの子の持つ衝動性からくるものですから・・・」とABAの基本的な考え方が入っていかない先生もいます。

この違いは何にあるのか考えてみました。
中途半端な「発達障害」に対する理解が子どもの見方を硬直化させていることがしばしば見られます。
「衝動的な行動をするからAD/HDだ。AD/HDだらか衝動的な行動をするのだ。」という解決のない無限ループに自らが迷い込んでいることに気が付かないのだろうとも思います。

仮説を立てること、それを実際の支援に生かしてみること、支援の成果を本人や家族と共有すること。

この辺りのことをきちんと押さえながら、子どもの成長・発達に寄り添っていくことが求められていると思います。

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褒め言葉

あるお子さんの事例です。

重度の自閉症のAさんの発語はほとんどがエコラリアでした。
支援者の話しかけには同じ言葉を返しているのですが、ある種の言葉だけは「スルー」しているのに気が付きました。
その言葉が「褒め言葉」だったのです。
「すごいねえ。」「えらいねえ。」「できたねえ。」・・・
このような言葉のエコラリアはありませんでした。
つまり、このお子さんは「褒め言葉」を選択できており、さらにいえばその「意味」がわかっているのだと思いました。

子どもにとって身近な人の笑顔や褒め言葉はとても大きなご褒美(強化子)になると思います。

(エコラリアについては一概に「意味」がわからない時に発するというわけではなく、「確認」の意味で発する場合もあります。)

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強化子について

水族館への社会見学で偶然アシカのトレーニングを見る機会がありました。
みんなでアシカのショーを観た後、その場所で昼食をとりました。ショーが終わるとすぐに同じステージでアシカのトレーニングがはじまりました。先ほどのショーでは見られなかったより高度な芸の訓練がとても静かに進められていきました。
トレーナーは無表情に細かい指示を手の小さい動きで出します。アシカはその都度大きな動作で反応します。すかさずトレーナーは餌をあげています。トレーニング自体は少しの笑顔もほめる言葉がけもなく、冷たくて機械的な印象を受けるようなものでした。

トレーニングの様子を見ながらカレン・プライアの著作「うまくやるための強化の理論」と一昨年支援学校で行われた絵カードを使ったコミュニケーションの研修会のことを思い出しました。

カレン・プライアはイルカのトレーナーとしても、犬の訓練のための「クリッカー」の発案者としても、行動分析学者としても世界中で知られています。彼女の「叱ることや罰を使わない」方法は教育や療育の現場にも新しいアプローチの仕方を提示してくれたと考えています。

支援学校でのPE○S的な方法の研修会ではどんな内容のコミュニケーションでも強化子にお菓子を使っていました。食べ物を強化子として使うことには賛否両論ありますし、日本の療育とは馴染めないだろうと私自身は思っています。


行動を変容するための「強化子」として何が必要かをもう一度振り返ってみることは大切なことだと思います。
あなたの笑顔やちょっとした一言が最も適切な強化子であることが多いのではないでしょうか?


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